モニターの歴史を振り返る

モニターとテレビの違いについてすぐに説明できる方はどのくらいいるでしょうか。パソコンに詳しい方なら、すぐにわかることですがそうでない方には意外と難しいことかもしれません。

モニターとは、情報を映し出す装置の総称です。この観点に立てば、テレビはテレビ放送受信装置と音声用のアンプを内蔵したモニターということになります。

普通のテレビには外部入力という接続端子があります。そこへ、外部機器、例えば家庭ならブルーレイレコーダーを接続して使用することになります。こんな風に改めて見直してみると、違いがよくわかるのではないでしょうか。

さて、モニターの歴史を振り返ると、現在ではほぼ100%液晶表示装置のことを指します。パソコン、IT機器のディスプレイ用としては有機ELなども実用化されていますが、主流は圧倒的に液晶です。

テレビに関していえば、5,6年くらい前までプラズマという選択肢もありましたが、製造していたメーカーが撤退した今、液晶はモニターの代名詞と言えるでしょう。

しかし、モニターについて語る上で忘れてはならないのはブラウン管です。「Youtube」の「tube」という語は、ブラウン管という意味です。それほど、映像とブラウン管との結びつきは強いのです。

50年位前、テレビ放送初期の頃、未来の生活を描くと必ずあったのが、壁掛けテレビでした。実際には、液晶テレビを壁掛けで設置しているお宅は少数派かもしれませんが、それほど薄く、軽くなるという意味で夢だったのです。

重くて割れやすいガラスチューブのモニターが、限りなく薄くなった一枚の液晶パネルとなった今、このことを思い出しながらYoutubeで動画を楽しむことが、モニターの歴史に思いをはせることになるのです。