大型モニターの実用性

大型モニターというとスポーツの競技場やコンサートなどの電光掲示板として利用されていましたが、最近ではデジタルサイネージ(電子看板)が普及したことで、大型モニターが街の至る所にあります。
大型モニターというと現在は液晶がほとんどですが、将来的には有機ELが液晶に変わるといわれています。
有機ELは画質が美しく鮮やかで、曲げることができるというメリットがありますが、液晶がなくなるかどうかはわかりません。なぜなら、有機ELは液晶より価格が高く、消費電力が大きく、寿命が短いというデメリットがあるからです。
有機ELのデメリットを解消させるために技術開発が進められていますが、開発費用が高額なため、一部の電機メーカーしか開発を行っていないのが現状です。
液晶は技術開発が一段と進み、液晶画面の暑さを縮小させることにより、壁に掛けられるパネルのような大型モニターが開発されるようになりました。画質の方でもフルハイビジョン(1920×1080)の16倍の解像度を持つ8K(7680×4320)が開発され、液晶のバックライトの輝度を分割駆動化することで、美しく鮮やかというよりはリアリティーのある画面が表示出来るようになりました。
液晶は有機ELのように曲げられませんが、現段階では液晶の方が大型モニターの実用性があるといえます。しかし、有機ELの技術開発によって、デメリットを克服し、性能が上がってくれば、液晶から有機ELに移行する可能性は十分あります。